ローカルSEOとGMB
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ジオタグはSEOに重要か。検証データが示す答え

棒グラフ、折れ線グラフ、直帰率の数値が並ぶWebアクセス解析ダッシュボードを表示したノートパソコンの画面

ジオタグはSEOにとってなぜ重要なのでしょうか。業界が主張するよりもずっと限られた範囲で、という答えになります。よく聞く説明では、写真に座標を付ければGoogle Business Profileがローカル検索結果で上位に上がるとされています。この主張はすでに検証され、成り立ちませんでした。写真の位置情報が本当に力を発揮するのは、その画像がどこで撮影されたかを証明する場面と、データが後から削られることのない自社で配信する画像においてです。

これが短い答えです。以下にその根拠を示します。唯一改善した指標についても触れます。ジオタグが実際にどういうものかをまだ見たことがなければ、10秒ほどで写真を開いて位置情報のフィールドを読むことができます。

この件に関する唯一の対照実験が示したこと

2025年3月、Evergrow MarketingのJake Hundley氏が芝生管理業27社を対象とした10週間の調査を公開しました。設計は単純です。まず位置情報を取り除いた写真を5週間かけて通常どおり投稿し、基準値を取ります。次に同じ投稿ペースのまま座標を付与し、1社につき2つの町を狙って5週間投稿します。期間を通して7つの順位指標が記録されました。

記録された7指標の結果、Evergrow Marketing、2025年3月公開
結果指標数意味するところ
改善1タグ付けした特定の町における「近くの」検索
変化なし6座標を加えても測定できる変化は起きなかった
悪化その6のうち4写真にタグを付けていた期間に順位が下がった

著者自身による結果のまとめはこうです。「狙った地域では『近くの』という検索には効果がありますが、ジオタグ付き画像を追加していない場所すべてでは逆効果になります」。結論はさらに率直でした。「これらの理由から、当社はクライアントのGBP画像にジオタグを付けません」

1つの代理店が1つの業種で行った検証が最終的な結論になるわけではなく、そう読むべきでもありません。とはいえ、この問いについて公開された唯一の対照実験であり、その上に積み上げられてきた助言とは正反対の方向を指しています。

ローカル検索順位を決めるとGoogleが述べていること

Googleはローカル検索結果を決める要因を公開しており、それは3つです。関連性とは「ビジネスプロフィールが検索内容とどれだけ一致しているか」です。距離とは「検索しているユーザーから各ビジネスがどれだけ離れているか」です。知名度とは「そのビジネスがどれだけ広く知られているか」です。

真ん中の項目をよく読んでください。神話が寄りかかっているのはここだからです。距離は検索している人からビジネスまでで測られるのであって、写真の座標から何かまでを測るのではありません。Googleのローカル検索順位のページには、EXIFも写真のメタデータもジオタグも一切出てきません。さらに同ページにはこう書かれています。「Googleでローカル検索順位を上げるよう依頼したり、そのために料金を支払ったりする方法はありません」

同じ沈黙はドキュメント全体に及んでいます。Googleのビジネスプロフィール向け写真ガイドラインは、形式、ファイルサイズ、解像度、品質を定めています。JPGまたはPNGで、10KBから5MBの間です。位置情報については一度も触れていません。

では、ジオタグはSEOにとってなぜ重要なのか

売り文句とは別の仕事をしてくれるからです。順位が上がるという約束を取り去っても、残るものには十分な価値があります。とくに自分のサイトに写真を掲載している場合はそうです。

ジオタグ付きの写真は、その画像が特定の場所で撮影されたことを検証できる記録です。工事の記録を残す施工業者、報告書を提出する検査担当者、何百枚もの物件写真を抱える不動産業者、そして写真が仕事の証拠になるあらゆる人にとって、その記録こそが目的のすべてです。自分のアーカイブの中で残り続け、何年か後でもライブラリを場所から検索できるようにし、どのプラットフォームが読んでくれるかに左右されません。

EXIF viewer export row offering the extracted metadata as a downloadable report
記録そのもの。検索エンジンが読むかどうかに関わらず、ファイルの中に保存された場所。

これは、事業者が逆向きに売り込まれ続けている問いへの、正直な答えでもあります。写真の中の位置情報は、アルゴリズムのためではなく、あなた自身のためにあります。

画像が実際に見つけてもらえるようになる要素

Googleは画像から何を使うのかを具体的に示しており、そのどれもGPSフィールドにはありません。画像に関するガイダンスは3つを挙げています。

  • 代替テキスト。Googleは画像により多くのメタデータを与えるうえで「最も重要な属性」と呼んでいます。アクセシビリティ上の利点もあり、それだけでも実施する理由になります。
  • ファイル名「短く、しかし内容が分かるファイル名を使用してください」とあり、my-new-black-kitten.jpgのほうがIMG00023.JPGより優れているという例が示されています。
  • 配置「画像は関連するテキストの近くに、また画像の主題に関連するページに配置してください」とされています。

この3つは文書化されていて、無料で、フォルダ1つにジオタグを付けるより短時間で済みます。特定の地区での仕事について書いたページがどこの話かを示す必要があるなら、その役割を果たすのはページ上の言葉です。特定の業種と場所を軸に作られたページのほうが、ファイル内のどのフィールドよりも確実にその役目を果たします。

位置情報がしばしば届かない理由

順位の理論が苦しくなる仕組み上の理由があります。データがそもそも道中で失われることが多いのです。位置情報は画像ファイルの内側にあるため、そのファイルが変更されずに運ばれる範囲までしか一緒に移動しません。そして多くのサービスはアップロードされたものを再エンコードします。

写真メタデータの標準化団体であるIPTCが16のサービスを検証したところ、InstagramとTwitterはメタデータを完全に削除し、DropboxとOneDriveは元のファイルをそのまま保持していました。この回の検証は2019年のもので、IPTCはそれ以降新しいものを公開していません。ですから現在の一覧表としてではなく、問題の輪郭として受け止めてください。原則は変わりません。届いたかどうかを確認できないフィールドは、戦略の土台として貧弱です。

個別のファイルについてなら10秒ほどで決着がつきます。どこかにアップロードし、ダウンロードし直して、戻ってきたコピーの位置情報のフィールドを読むだけです。

長く使えるワークフロー

自分で管理できる写真にジオタグを付けましょう。そして、読むと約束したこともないプラットフォームでタグが働くことを期待するのはやめましょう。実務上それは、自分のウェブサイトに載せる画像、自分のアーカイブ、記録としてクライアントに渡すファイルを指します。

ジオタグ付きの原本を保管し、実のある代替テキストと内容が分かるファイル名を付けて公開してください。ライブラリに入れる前に写真へ場所を書き込む必要があるときは、ファイルに座標を設定することができます。仕組みそのものが初めてなら、まずジオタグが写真に実際に何を書き込むのかから読み、続けて手順を追った進め方へ進んでください。

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DEVFINIX
執筆

DEVFINIX

Devfinixはフルサービスのデジタルエージェンシーです。カスタムのWeb開発とモバイル開発、ShopifyとWordPressでのサイト構築、テクニカルSEO、有料ソーシャル広告を手がけています。ここに掲載する記事はそのSEO業務から生まれたもので、監査やメタデータの作業から、実際のクライアントサイトで起きるローカル検索の問題までを扱います。

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