WordPress ジオタグ プラグイン: WordPress が残すもの

WordPress は、あなたがアップロードした写真から位置情報を削除しません。元のファイルは GPS 座標をそのまま保持します。geotag images WordPress プラグインが制御できないのは、WordPress がその直後に作成するリサイズ済みコピーのほうです。多くのホストでは、訪問者がダウンロードするのは元のファイルではなく、そのコピーです。
それらが残るかどうかを決めるのは、ホストがインストールした画像ライブラリです。この答えは、自分のサイト上で三十秒ほどあれば確認できます。
WordPress は写真から位置情報を削除するのか
ネット上では両方の答えが自信をもって書かれています。サーバーが違えば、どちらも正しいからです。WordPress は自分で画像をリサイズしません。利用できる画像ライブラリに処理を任せ、まず ImageMagick を試し、なければ GD に切り替えます。
ImageMagick の経路では、WordPress はリサイズ済みコピーを作るときに、実際にメタデータを削除する処理を実行します。その処理には保持対象の明示的なリストが付いており、写真の EXIF ブロックはカラープロファイル、IPTC ブロック、XMP ブロックと並んでそのリストに含まれています。このメソッドの文書化された挙動は WordPress コアのコードと一致しており、保持リストは 4.5 から 6.8 までのすべてのリリースで変わっていません。こうしたホストでは、リサイズ時に WordPress が写真のメタデータを壊すという思い込みは、十年ほど前から誤りです。
GD の経路では何も残りません。GD にはそもそもメタデータという概念がないからです。WordPress は写真を生のピクセルにデコードし、そこからまったく新しい JPEG を書き出します。座標は消え、カメラ名も撮影日時も著作権表記も一緒に消えます。
| Site Health がこのエディターを示す場合 | リサイズ済みコピーが保持するもの | それが意味すること |
|---|---|---|
| ImageMagick | 位置情報、カメラ、著作権、カラープロファイル | 配信している画像は、どこで撮られたかを今も保持している |
| GD | ピクセル以外は何も残らない | 訪問者が読み込むコピーはすべて完全に消去されている |
どちらもあなたが選んだ設定ではありません。購入したホスティングの性質です。推測ではなくファイルの中身を実際に見たいのであれば、ファイルから GPS ブロックを直接読み取ることができ、自分のサイトについて結論を出せます。
訪問者がダウンロードするコピーは、あなたがアップロードしたファイルではない
WordPress 5.3 以降、多くのサイト運営者が気づいていない二つ目の処理があります。画像のいずれかの辺が 2,560 ピクセルを超える場合、これは現在のスマートフォンで撮った写真のほぼすべてが該当しますが、WordPress はファイル名に -scaled を付けた小さめの再公開版を保存し、ページがリンクするのはそちらになります。PNG ファイルはこの処理を通りませんが、JPEG は通ります。
元のファイルは削除されません。uploads フォルダーに手つかずのまま、座標も無事な状態で残り、サイトの表側からはどこからもリンクされません。
そのため GD のホストでは、元のファイルには位置情報が残っているのに、訪問者がダウンロードする画像には位置情報がありません。従った助言が何も効いていないように見えるのはこのためです。その一方で、元のファイルは公開ウェブサーバー上に置かれたままで、ファイル名を突き止めた人なら誰でも取得できます。
geotag images WordPress プラグインが実際に変えるもの
この見出しの下に並ぶプラグインは三つの異なる仕事をしていますが、ディレクトリの一覧はそれらを交換可能であるかのように同じ棚に並べています。
- 表示系プラグインは WordPress がすでに保存した内容を読み取り、写真の下にカメラ、露出、日付を表示します。位置情報を追加することはなく、そこにあるものを見せられるだけです。
- 書き込み系プラグインは座標を設定します。ファイルの中に書き込むか、投稿に紐づくフィールドに書き込むかのいずれかです。
- 訪問者ジオロケーション系プラグインは、あなたの読者がどこにいるかを判定します。たまたま同じ語を共有する別の機能であり、このカテゴリーを検索したときに返ってくるものの大半がこれです。
どのプラグインも逃れられない制約は順序です。WordPress が GD を通して写真を再公開してしまえば、座標はどこかに隠れていて取り戻せるという状態にはなりません。そのコピーはピクセルから作られており、座標を最初から持っていないからです。プラグインは元のファイルやデータベースに位置情報を追加できますが、そもそも引き継がれなかったものを戻すことはできません。配信される画像に座標を持たせたいのであれば、WordPress がコピーを作る前にファイルの中へ入れておく必要があります。タグそのものについては、ジオタグが実際に写真へ書き込む内容で扱っています。
WordPress が写真から読み取るものと、捨てるもの
アップロード時に WordPress は写真を開き、決まった項目だけをメディアライブラリに取り込みます。絞り、クレジット、カメラ、キャプション、作成日時、著作権、焦点距離、ISO、シャッタースピード、タイトル、向き、キーワード、代替テキストです。これが十三項目の完全なリストであり、位置情報はその中にありません。
したがって、ファイル内に座標が残るホストであっても、WordPress 自身は写真がどこで撮られたかを知りません。wp-admin のどの画面も教えてくれず、どのフィールドも保持せず、座標があっても何も警告しません。位置情報は、公開配信しているファイルの中に存在しながら、自分の管理画面からはまったく見えないままになり得ます。サイト運営者が WordPress が消したに違いないと結論づける大きな理由はここにあります。
これらはローカル検索順位を動かすのか
このプラグインのカテゴリーは主にこの約束によって売られていますが、それは測定されています。ある代理店が芝生管理業者 27 社を対象に十週間の対照実験を行い、最初の五週間は固定のスケジュールで各社の Google Business Profiles に投稿し、次の五週間は画像に座標を書き込んで同じことを繰り返しました。追跡した七つの指標のうち、改善したのは一つ、悪化したのは四つでした。
唯一の改善は、座標が指し示した地域内での「near me」系クエリでした。この取引についての記事のまとめは率直です。「対象地域での『near me』クエリには効くが、ジオタグ付き画像を追加していない他のすべての場所では悪影響が出る」
ジオタグは順位を動かすレバーではなく、そう売られているプラグインは誤った利点で売られています。位置データは証拠です。写真がいつ、どこで撮られたかを検証できる記録です。作業を記録する施工業者、数百枚の物件写真を扱う仲介業者、あるいは画像が自分のものだと示したい人にとって、その記録こそが目的です。
五分で自分のサイトを確認する
自分の管理画面だけを使う四つの手順を、順番どおりに行います。
- Tools → Site Health → Info → Media を開き、「Active editor」と書かれた行を探します。
- そこに GD と表示されていれば、サイト上のリサイズ済み画像はすべて情報が削除されているとみなします。
- メディアライブラリをリスト表示で開き、ファイル名に
-scaledがないか確認します。 - サイトが実際に配信している画像を一枚ダウンロードし、座標がまだ残っているかを確認します。
次に何をするかは、そのファイルをどちらの方向に持っていきたいかで決まります。写真に位置情報を持たせるべきなら、アップロードする前に写真へ座標を書き込み、WordPress がコピーを作る前にタグがそろっている状態にします。位置情報を持たせるべきでない写真、たとえば自宅で撮った写真や顧客の住所が写り込むものであれば、メディアライブラリに近づける前に位置情報を取り除いてください。あなたの決定を保持し続けるのは、元のファイルです。



